真珠のネックレスのように、大小50もの島が輪を描いて連なるトラック諸島。白亜のラグーンが海の中から顔をのぞかせ、沈船が浮かび上げるようにマストをもたげる引潮時、すべてをあるがままにまかせ、この島は一番美しいひと時を迎えます。
 
南太平洋に置き忘れた真珠の首飾り
輪を描くように連なる大小50もの島とその輪の中に点在する無数の島々。トラック諸島は、半径30kmにも及び世界最大の環礁、トラックラグーンからなっています。その中心はモエン島。この島には議会や銀行、高校、ホテル、港などが集まり、毎日ラグーンに浮かぶ島々からたくさんn人々がやってきます。またトラックは戦争の爪痕を深く残すミクロネシアの中でもとくに多くの戦跡が見られることで有名。モエン島やデュロン島にはいまもたくさんの旧日本軍の施設跡が残るほか、撃沈された船が海底で眠る海は、「世界最大の海の博物館」と呼ばれ、沈船ツアー人気の的となっています。
 
太平洋のジブラルタル
何百万年も昔のトラックは今のような大小の島々からなるのではなく、一つの大きな陸地でした。徐々に大地が陥没し水中に沈み、現在のようなマングローブの緑に彩られた形になりました。トラックすべての陸地面積を合わせても35平方キロメートルにも満たない。
 
ラブスティック・・・
男性が愛する女性の眠る小屋に近づいた時、外から彼女の小屋めがけてスティック(棒)を突き刺し、自分が来たことを相手にそっと知らせる習慣がある。そのスティックにはそれぞれ男性が自分で彫りを入れ、その彫りを見せ、自分のことを相手の女性にアピールする。相手の女性はその彫りの模様で相手を確認し、気に入っている人であればその棒を受け取る。そのスティックのことをラブスティックと呼ぶ。土産屋で購入することができます。
 
太平洋戦争の爪痕の多く残る島
世界的にみても他とは比べられないぐらいほどたくさんの船舶や航空機の残骸がトラックの海底には沈んでいます。500平方キロメートルにもわたって及ぶラグーンには、太平洋戦争での壮絶な戦闘で撃沈した日本船60隻余り、数機の航空機が沈んでおり、歳月とともにその残骸は様々な魚類や珊瑚礁の住処となった。
 
 
 
目のさめるように美しい珊瑚礁とかつての戦争の傷跡を深く残す戦跡。モエン島の南端、デュプロン島を遥か彼方に望む岬の突端。ゆったりとした緑のアンジュレーションに囲まれて建つこのホテルは、トラックでのリゾートライフにまさにうってつけのロケーションが自慢。便利さと居心地の良さに、何度もここを訪れるリピーターも少なくありません。
 
リゾートベースにふさわしくホテルは全室2階建てのコテージタイプ。しかもオーシャンビューのバルコニー付です。南の爽やかな風に吹かれて、ゆっくりとお過ごしいただけます。またレストラン、ツアーインフォメーション、バーベキューエリアなど施設も充実し、各部屋にはバス、トイレ、エアコン、電話を完備。レンタルバイクのサービスもありますので、気軽に島内観光にお出かけいただけます。
ミクロネシアの代表的植物のマングローブ。マングローブの種は、潮に運ばれて浅い汽水域に根を下ろします。太い根っこが縦横に入り組んだ独特の光景を目にできます。
 
かつて日本軍が通信施設として使っていた建物。現在はミクロネシア随一の名門校、ザビエル高校が使用し、毎年多くの卒業生がグアム大学に入学します。
 
第二次世界大戦中、日本軍とアメリカ軍が攻防を展開したトラック諸島。当時の日本軍兵士がこの洞窟にたてこもりした。北側の入り口にはいまも砲身を海に向けています。
 
痛々しい戦争の傷跡を残し朽ちた日本軍の船。トラックの海にはススキ丸、第二日の丸などの船が静かに沈んでいます。
 
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