木立を縫うストーンウェイズとその傍らのストーンマネー、村のあちこちにあるプラットフォームやメンズハウス・・・。ヤップの人々は、昔ながらのしきたりを尊び、今も伝統に生きています。そんな彼らとのふれあいこそ、きっと一番のお土産になるはず。
 
古来からの島のルールを守って・・・
グアムから南西800kmに浮かぶ、けがれを知らない幻想の島。豊かな自然とおおらかに暮らす人々が住むミクロネシアの中でも、この島はとびきりピュア。たとえば、メンズハウスやストーンウェイズの脇に置かれたストーンマネーはいまでも立派に通貨としての価値をもっていますし、椰子の木やビーチの貝殻にも神様がいると信じられています。またこの島では、コロニアもビーチも、すべての土地に入るにはいまも村の酋長の許可が必要です。まだあまり旅行者が訪れていない関係から、島の人々が観光客に戸惑いを感じる場合もありますが、でもご安心を。彼らと同じように、私たちが守ってきた文化や伝統を忘れずに、その上で島の独特のルールをしっかりと守れば、すぐに打ち解けて素晴らしい旅がお楽しみいただけるでしょう。
 
ミクロネシアの伝統が残る島
ヤップはもっとも伝統が濃く残る島で、男性も女性もいまだに草の葉のスカートや腰巻を着用しています。夕方男性はファルブスと呼ばれる女人禁制の家に集まり、その日の出来事について男同士で語り合う。
 
太平洋の優れた航海者
ヤップの人々は何百年もの間、星や潮の流れだけを頼りにカヌーで太平洋の大海原を自在に航海していました。今もなおヤップの男衆はカヌーを彫りつづけています。
 
ライ
ライとはストーンマネーのことで、とても巨大なドーナツ型の石貨です。この巨大あ結晶方解石は、何百年も前にパラオで採石されたものです。石貨の価値は大きさではなく、どれだけその石貨をパラオから運んでくるのに苦労したかで決まります。ライは現在もっとも価値のある有形財産であり、たまに石畳の通路に沿ってたくさんのライを並べたストーンマネーバンク(石貨銀行)を見ることができます。
 
 
 
コロニアの入口、チャモロ湾に面した山の斜面に建つこのホテルは、ヤップ島の資材だけを利用してつくられた、典型的なヤップスタイルのホテル。椰子の木に覆われたジャングルの中に、素朴なコテージスタイルの部屋が点在し、オーシャンフロントの各部屋からは、美しい南太平洋の海が見渡せます。海を眺めながらテラスにたたずめば、海からの南の風が頬を撫でていき、時が経つのも忘れてしまいそうです。全室ツインベッドルーム、シャワー、トイレ、冷蔵庫、デスク、エアコン付と設備も申し分なし。毎日、積み立ての季節の花が部屋のサイドテーブルに飾られるのも、このホテルならではです。
 
 
ミクロネシアらしさにあふれた瀟洒なホテル。客室は広くてゆったりしたスペース。客室はすべて魚の名前が付けられ、木彫りのルームキーがとても印象的。またレストランもあります。ダイビングショップのヤップダイバーズが隣接しています。
椰子の林の中などに、思わず目を見張るほどの美しさで建つ集会所。ぞれぞれの村に伝わっている建築技術を競って建築されます。
 
勇壮で華麗なヤップダンス。、哀愁土曜日の午後には行われ、見学ツアーもあります。今なお使われているバナナの葉で作るバック作りも見学できます。
 
ストーンマネー(石貨)は、いまでも立派に通用しています。大きなものは場所はそのままで持ち主だけが代わる習慣で、その価値は大きさに関係なく、遠くパラオから運んできた際の苦労の度合いによって決まります。
 
落ちかかる夕陽にパンタナスが見事なシルエットを見せる夕暮れ。いちばん美しいひととき。
 
 
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